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【関西】1dayインターンは意味ない?最新ルール・実態データ・活用法を解説

【関西】1dayインターンは意味ない?最新ルール・実態データ・活用法を解説
就活が本格化すると、「1dayインターンって意味あるの?」「選考に関係するの?」と悩む人も多いでしょう。
結論から言うと、1dayは業界・企業研究の第一歩としては有効ですが、実務経験やスキルアップを目指すなら長期インターンが欠かせません。
長期インターンは、学生生活のうちに社会で通用する力を身につけ、将来のキャリアを具体的に考える絶好のチャンスです。
学業と両立しながら実務経験を積み、就職活動にも活かせる実績を作れる点が大きな魅力です。
「でも、どんな職種があるの?」「どうやって探せばいい?」「給料は出るの?」と不安を感じる人も少なくありません。
そこで今回は、1dayと長期インターンの違いを整理しながら、効率的な長期インターンの探し方を紹介します。
大阪で長期インターンをお探しなら、インターン.comをご利用ください。


◇1dayインターンの位置づけ(新ルールと結論)

令和5年度から、学生向けのキャリア形成プログラムは「インターンシップ4類型」として整理されました。これにより、従来のように1日だけのプログラム=インターンシップと呼ぶことはできなくなり、一定の要件(期間・就業体験の有無など)を満たすものだけが正式なインターンシップとして定義されています。

1dayインターンの多くは、タイプ1「オープン・カンパニー」またはタイプ2「キャリア教育」に分類されます。いずれも就業体験を伴わず、学生情報を採用活動に活用することは認められていません。実質的には「企業説明会」や「職業理解イベント」に近い位置づけです。

一方で、5日以上の就業体験を含むプログラム(タイプ3)は正式なインターンシップとして扱われ、そこで得られた評価や学生情報は、3月以降の広報活動や6月以降の採用選考に活用できるようになります。

調査によると、学生が参加するプログラムの約8〜9割が1日以下という結果が出ています。こうした現状を踏まえると、1dayインターンは「業界・企業理解の場」と割り切り、実務経験やスキルアップを目的とする場合は、長期インターンで経験を積むのが現実的だと言えるでしょう。

◇1dayインターンで得られること/得られないこと

1dayインターンは、短時間で企業や業界の理解を深められる貴重な機会です。しかし、同時に得られないものも多く、目的を明確にして臨むことが重要です。

まず、1dayで得られる主なメリットは次の3点です。

1つ目は「業界構造の理解」です。企業説明や業界分析を通じて、自社と競合の違い、業界全体の課題や展望を知ることができます。複数企業の1dayに参加すれば、比較を通じて自分に合う業界や社風を見極める手がかりになります。

2つ目は「企業の価値観や社風を知ること」です。社員の話やオフィス見学を通じて、企業文化や大切にしている理念を感じ取ることができます。

3つ目は「社員の雰囲気に触れられること」です。若手社員との座談会などを通じて、“この人たちと働きたいか”を肌で感じることができます。

一方で、1dayでは得られないものもあります。

実務スキルや職務経験は、短期間のプログラムでは身につきません。実際の業務に携わることがないため、エンジニア職や営業職など特定スキルの成長は限定的です。また、企業から正式な評価やフィードバックを得る機会もほとんどなく、「成果物」や「実績」として残ることも少ないのが現状です。さらに、就業体験を伴わないため、入社後の働き方や職場環境の具体的なイメージを掴むのは難しいでしょう。

したがって、1dayインターンは「業界や企業理解に特化した機会」として捉え、スキルアップや実務経験を求める場合は長期インターンで補うのが賢い選択です。

◇長期インターン(タイプ3)との違い

1dayインターンと長期インターンの大きな違いは、目的・期間・得られる経験・採用への影響の4点にあります。

1dayインターンは、あくまで「企業・業界理解」や「キャリア観形成」を目的とした短期プログラムです。参加日数は半日〜1日が中心で、就業体験を伴わないのが特徴です。得られるのは業界知識や社員との交流を通じた理解であり、採用活動への直接的な影響はありません。企業は1day参加者の情報を採用に利用できないため、参加そのものが有利・不利につながることはないとされています。

一方で、5日以上のタイプ3インターンは、プログラム時間の半分以上を実務OJTに充てることが義務づけられています。学生は実際の業務に携わりながらスキルを磨き、企業はその働きぶりを評価・記録します。これにより、参加学生の評価が採用選考に反映されるケースもあります。

とくに、職務スキルの習得や具体的成果の提示、企業からのフィードバックなど、ESや面接で語れる実績を得られる点が長期インターンの大きな魅力です。

このように、「1day=広く知る」「長期=深く働く」という整理で考えると、それぞれの目的を明確にして活用しやすくなるでしょう。

◇1dayを意味ある時間にするコツと“次の一歩”

1dayインターンをより有意義な時間にするには、参加前・当日・終了後の行動が大切です。

まず、事前準備として「仮説を3つ立てておく」ことをおすすめします。たとえば、「この業界は〇〇という課題を抱えているのでは」「この会社の営業職は△△なスキルを重視していそう」など、自分なりの予想を立てておくと、当日聞くべきポイントが明確になります。

次に、社員に質問する内容を事前に考えておくことです。「新入社員はどんな仕事から始まるのか」「評価の基準は何か」「新人がつまずきやすい点は?」といった質問を用意しておくと、入社後の働き方を具体的にイメージしやすくなります。

また、終了後は当日中に“学びメモ”をまとめると効果的です。「何を知り、どう感じ、今後どう行動したいか」を簡潔に言語化しておくことで、志望理由や自己PRを作る際に役立ちます。

最後に、もし参加を通じて「この業界や職種が気になる」と感じたなら、長期インターンへの一歩を踏み出すことを検討しましょう。

1dayで広く知り、長期で深く体験することで、業界理解に加えて実践的なスキルも身につけられます。長期インターンの情報は、当サイト「インターン.com」でも多数掲載されています。興味分野や条件に合う求人を探し、キャリアの次の一歩につなげていきましょう。

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